投稿日 2019年2月1日(金)
2019年1月31日、静岡市立中島小学校をお訪ねし、校内にある「郷倉」についてお話を伺ってきました。
昭和43年(1968年)3月、小学校にほど近い、今はない農協にあった郷倉を、中島小学校の校地に移築。そして創立50周年の昭和61年、郷倉の土台を嵩上げしたそうです。
瀬名の郷倉と異なり、米を貯蔵するための蔵ではなく、重要な文書を保管するための蔵です。
郷倉がある敷地内に設置されている看板に書かれている由来は以下のとおりです。
郷倉由来
この郷倉は、江戸時代の駿河国中島で使われた公共の倉庫です。石造のがんじょうな建物で左右には風通し窓がつき、中の物がいたまない様、気が配られています。
この中には、村明細帳、名寄帳、宗門改帳、五人組帳などの古文書が入っており、当時の村の様子が、くわしくわかります。
この郷倉は、現在市内に二つしかない貴重なものです。